Jan 30, 2012

古希

あるお客様から武蔵野彫り 木札のご注文をいただきました。
70歳になられるご両親へのプレゼントだそうです。
お名前のスペースに「古希」という言葉を入れたいとのことでデザインをしました。
しかし、恥ずかしながら「古希」という言葉の意味がわからずインターネットで調べたところ
古希とは数え年70歳やそれを記念して長寿を祝う記念日のことです。古希の由来は中国の唐の詩人であった杜甫の「曲江詩」という詩句からきているといわれています。
 “酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり”と詠んだのが古希のはじまりです。これはどういうことかといいますと、酒代のつけは私がいくところにはどこにでもある。しかし、人生70年も生きる人は非常に稀であるということです。(なので原文は古希ではなく古稀です。)」とのことでした。
また、「もともとは長寿の祝い事だった古希ですが、今では平均寿命も延びていますので、長寿を祝うというよりは今後も健康でいられるようにという意味でのお祝いという趣旨であることも多いようです。」とも書かれています。

私のすぐ身近にも、80歳近くでめちゃくちゃ元気な人がいます。


ちなみに「昇り竜」「うさぎ」のご注文をいただきました。
まだまだ元気よく昇っていく「昇り竜」と、かわいく飛び跳ねる「うさぎ」という選択はご両親の「古希」のお祝いにはぴったりだと思います。
益々お元気でいらっしゃることを願いながら木札を作成させていただきます。

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